
宗谷湾の西側に突き出すようなかたちで三方が海に囲まれた岬。利尻島と礼文島ばかりか、天候が良ければ遠くサハリンまで望むことができます。道内屈指のサンセットスポットとして有名で、文字通り”海に沈む”夕日は、一生に一度は見る価値ありです。
ノシャップ岬

日本最北の丘陵地。氷河期に形成されたなだらかな丘陵地帯は「周氷河地形」とも呼ばれ、北海道遺産にも指定されています。また、ホタテの貝殻を敷き詰めた「白い道」が宗谷丘陵フットパスコースゴール手前3㎞にあり、インスタ映えするおすすめスポットです。
宗谷丘陵

本土最北に位置する岬として知られ、先端には「日本最北端の地 北緯45度31分22秒」を標す記念碑が建つ。三方が海に囲まれ、よく晴れた日には正面にサハリンの島影を見ることができます。
宗谷岬

稚内公園の高台にそびえ立つ地上70m海抜170ⅿの記念塔。展望台から望むパノラマは圧巻です。眼前に広がる日本海とオホーツク海の合流、そして遠くに霞むサハリン(旧樺太)の島影は、稚内市が日本の最北に位置する国境の街であることを、ありありと伝えてくれそうです。
開基百年記念塔

稚内空港のほど近くにある周囲約10km、最深約1.5m の湖沼。春と秋に白鳥が飛来し、多い日には1日5,000羽もの白鳥を観測することが出来ます。ほかにオジロワシ、アオサギなど通年で100種を超える野鳥も観察でき、畔にある観察施設で双眼鏡や望遠鏡をレンタルしています。
大沼

稚内市街地に隣接する小高い丘が公園になっていて、太平洋戦争における樺太の歴史を刻む「氷雪の門」や「九人の乙女の碑」などが建ちます。「開基百年記念塔・北方記念館」の展望台からは稚内市内や宗谷湾を望む360度の大パノラマが広がり、夜景も美しいです。
稚内公園

ノシャップ岬に面した夕景の美しい海浜公園です。夕日が美しいことで有名で、ゆっくり沈む夕日が海を黄金色に染め、利尻富士をくっきり浮かび上がらせる感動のシーンが見られます。また、イルカをモチーフとした時計台があり、待ち合わせ場所としてもよく利用されています。
恵山泊漁港公園

古代ローマ建築を思わせるその美しすぎる外観から多くの観光客が訪れる防波堤ドーム。1931年から5年を費やして建設され、高さ14メートル、長さ427メートルのドームには70本もの円柱が立ち並びます。
稚内港北防波堤ドーム

ノシャップ岬のすぐ手前にある日本最北の水族館。昭和が香るレトロな館内では人気のアザラシを筆頭にイトウ、ソイ、ホッケなど北の海の生き物100種約1,500点を飼育展示しています。2018年の春誕生したゴマフアザラシの赤ちゃんの成長ぶりも必見です。
ノシャップ海流水族館

土産物店、飲食店、温泉などが入っており、海の駅にもなっています。ホッケやカニといった北の定番海産物、1年毎の厳しい審査をクリアした「稚内ブランド」のギフトが揃う。ノスタルジックな街並みを再現したギャラリースペースも設けられ、遊び心いっぱいです。
稚内市副港市場

稚内空港のすぐ近く、映画『南極物語』に出演した樺太犬タロとジロが最後まで暮らした場所で、現在は動物たちと触れあえる憩いの場となっています。ウサギやモルモットにエサをやったり、映画やテレビで活躍したスター犬と記念撮影をしたり、童心に返って楽しむことができます。
稚内市動物ふれあいランド

ノシャップ岬に着いたら、クールダウンも兼ねてプラネタリウムで宇宙を見上げ、科学展示で未来に触れてみるのはいかがでしょうか。また別館へ向かい、巨大なトドの剥製が出迎える南極越冬隊資料展示館で、その苦難の歴史を記憶にとどめるのもありです。大人だからこそ分かる開拓精神の真髄がそこにあるはずです。
稚内市青少年科学館

JR稚内駅と連結した2012年完成の複合施設キタカラ。その一角にある土産店「ワッカナイセレクト」には、稚内を中心とした特産品がズラリ3,000点。当店限定、稚内のゆるキャラ「りんぞうくん」袋のほたてみみの珍味など土産物のまとめ買いも良し、また地元の生乳をボトルに詰め込んだ「稚内牛乳」をその場で飲み干すのも爽快です。
JR稚内駅・キタカラ

源泉である強化ナトリウム塩泉は、肌に吸い付くような独特のヌメりが特徴。そのため「油風呂」とも呼ばれ、風呂上がりの体のほてりが通常よりも持続し、冷え性や皮膚病、神経痛に効能があるとされています。地元の人の憩いの場として普段から賑い、露天風呂でお爺ちゃんお婆ちゃんと「北宗谷トーク」に花を咲かすのも一興ですね。
稚内温泉 童夢

2017年に稚内でロケが行われ、2018年3月10日公開された、女優 吉永小百合さん主演の映画「北の桜守」のオープンセットを活用した資料展示施設です。施設内では映画で使用された資料をはじめ、撮影現場での様子やAR(拡張現実)で吉永さんと2ショット写真が撮れる仕掛けもあります。
北の桜守パーク

必食は、名物の「うにだけうに丼」。一度にこんなにウニを食べてしまっていいものかと、もはや罪悪感を覚えるレベルの大量の生ウニで丼が埋めつくされています。濃厚な風味の新鮮なウニはもちろん地元産、甘みが増す夏場がいちばんの食べごろです。
樺太食堂(海鮮丼)

北の最果てで空腹を満たす。それが極上の「帆立ラーメン」であれば何も言うことはありません。この道30年の女将を中心に切り盛りする店内は、「ラーメン屋」というより昔懐かしい「ラーメン食堂」といった趣きです。刺身や丼ものカレーライスなどメニューも充実しています。混雑時でなければ、ゆっくり腰を落ち着けて食したいですね。
間宮堂(帆立ラーメン)

サフィールホテル稚内内のラウンジに面した欧州モダンの安らぎ空間。朝食やカフェとしての利用はもちろん、洋風バイキングで洗練されたディナーに舌鼓を打つのもおすすめです。JR稚内駅、バスターミナル、フェリーターミナルといった交通機関も近隣に集中しており、観光拠点としての利便性も大きな魅力となっています。※洋風バイキングは夏季限定の営業になります。
cafe マリーヌ

常連客が後を絶たない市内随一の人気店。先代から引き継いで24年。人気の秘訣は「コツコツ努力をしてるだけ」と語る大将が板前でさばく鮮度抜群の刺身にはじまり、生タコ唐揚げにホッケ焼き、人気No.1のイカゴロ焼き、そして宗谷黒牛の網焼きと「北緯45度の味丸かじり」を心ゆくまで堪能できます。2階には宴会席もありますよ。
竹ちゃん(郷土料理)

JR稚内駅に隣接する道の駅わっかない。その中にあるカフェのオレンジエッグキタカラ店では、宗谷の塩を使った塩ソフトクリーム勇知いもを使ったポテラーナ(アイス焼きプリン)が楽しめます。
オレンジエッグキタカラ店

稚内の名物としても有名なタコしゃぶ。日本海で獲れた新鮮なミズダコを薄くスライスしてさっと出汁にくぐらせていただきます。コリコリッとした食感がたまりません。
車屋・源氏(タコしゃぶ)

サフィールホテル稚内の12階にある鉄板焼はまなす。地産地消をテーマに稚内近郊で水揚げされた海産物や道産牛、新鮮な野菜をシェフが目の前で焼き上げます。美しい夜景も見事。※夏季限定の営業
はまなす

フェリーターミナルから歩いて行ける絶景スポット。展望台入り口から登ること約20分ほどで頂上に到着、利尻山、鴛泊の町と港、隣の礼文島を見渡す360度の眺望がとても気持ち良くておススメです。頂上手前はかなりの急坂なのでハイヒールやサンダルの人は途中の広場までにしておくのが無難です。
ペシ岬

島の西岸、海沿いの道の途中に見える質素な鳥居が目印。海に向かって突き出した岩に祀られたこの小さな神社は、嵐で岩に打ち砕かれそうになった弁財船を救ってくれた弁天様への感謝から海の男たちが建てたそう。潮騒に耳を傾けつつ参拝してみてはいかがでしょうか。
北のいつくしま弁天宮

野鳥のさえずりを聞きつつ、美しい「逆さ富士」が望める小さな沼。鬱蒼と茂る周囲の樹木に風が遮られることから比較的波が立ちにくいため、晴れた日には鏡のような水面に利尻富士が見事に映ります。早朝の方が風がないので、できれば早起きして訪れたいところです。
姫沼

オタトマリ沼と道道108号線を挟み、島唯一の砂浜海岸沿いに隆起する沼浦展望台。そこに立つ「白い恋人の丘」の看板は、北海道銘菓「白い恋人」のパッケージに描かれた利尻富士が、この付近からの眺望であることを示すものです。背後には日本海が広がり遠く北海道本土を望みます。どちらを向いても、画中に身を置く心地です。
白い恋人の丘(沼浦展望台)

稚鴛泊フェリーターミナルから車で約5分、島の北端近くにある360度パノラマの絶景スポット。海側を見るとポンモシリ島や礼文島、山側には利尻山、鴛泊の市街地を一望できます。切り立った崖と大海原、すべてがオレンジ色に染まる夕焼けも見事です。
夕日ヶ丘展望台

島の西側、海に突き出した岬にある公園。展望台から望む利尻富士や礼文島の眺めは素晴らしく、夕日ポイントとしても人気。海岸に近く、夏は昆布漁やウニ漁の様子を間近に見ることができます。園内にはミニビジターセンターや開放感いっぱいのキャンプ場もあります。
沓形岬公園

アイヌ語の「オタトマリ(砂のある入り江)」が、名前の由来。その名の通り、南東にほど近い海岸は島内で唯一の砂浜が広がっています。沼浦湿原に広がる島内最大の湖沼であり、利尻富士の秀峰が際立つ景勝地として随一の人気を誇るスポット。いちどは拝みたい「逆さ富士」も晴天で無風ならチャンスありです。狙い目は午前中です。
オタトマリ沼

6月下旬から7月中旬にかけて可憐な橙色の花が開くエゾカンゾウの大群生地。展望台まで遊歩道が整備され、途中の東屋付近はウミネコが生息するポンモシリ島が間近に見える気持ちのいい場所。映画『北のカナリアたち』のロケ地にもなりました。
富士野園地

ミネラル豊富な地下水が海に流れ込む神居海岸一帯には良質の昆布が育つため、絶好のウニ漁場となります。ここではボートに乗り込み、専用の道具を使ってウニ採りを体験できます。採れたてのウニを割り、その場で海水をつけて食べられるってたまらないですね。
神居海岸パーク

島の北部、野塚展望台から利尻町運動公園まで約60km のサイクリングロードが整備されています。静かな山合いの道や潮風を受ける海沿いの道を自転車で走るのは爽快です。車のスピードでは気づかない島ならではの魅力を発見できるかもしれません。
サイクリングロード

原生林で天然記念物のクマゲラが鳴いている中で、利尻山の頂きを眺めながら、麓から湧き出る名湯にのんびりつかることができます。そんな贅沢を日帰りで堪能できる施設は島内でもここだけ。温泉プール「湯泳館」と夏季限定の足湯場(無料)も隣接しており、登山客やバードウォッチャーなど利用者は後を絶ちません。
利尻富士温泉

大正2年に村役場として建てられた趣きある洋館。威勢のいい沖揚げ音頭が流れる館内に一歩足を踏み入れると、そこは島の形成から文化の変遷、そして近代化を経た現在に至る展示物が所狭しと並び、さながら利尻山の170万年を凝縮した小宇宙のようです。アイヌ語で「高い山のある島」を意味する利尻島の魂がここに眠っています。
利尻島郷土資料館

島の南端に位置する仙法志御崎。海岸沿いに連なる溶岩流の荒々しい痕跡は、そこから望む利尻富士の姿をも荒ぶる火山へと変えます。園内の岩礁を利用したプールにはアザラシが2頭おり、訪れる観光客の皆さんに愛想を振り撒いています。
仏法志御崎公園

「自然・海、人間の調和」をテーマに利尻島の自然や歴史を分かりやすく紹介している「利尻町立博物館」。中でも続縄文時代の遺跡や貝塚、近代の繁栄を支えたニシン漁に関する展示が充実しています。博物館設立のきっかけともなった種屯内遺跡の墓と人骨は足を曲折した屈葬姿がそのまま展示されており、そこから紐解くアイヌ以前の暮らしに興味は尽きません。
利尻町立博物館

アイヌ語で「冷たい川」を意味する知る人ぞ知る絶景スポットで、万年雪が見られることでも有名です。利尻山の南側に位置する鬼脇地区からのトレッキングルートがあります。周囲の高山植物を観賞しながらトレッキングを楽しみましょう。
ヤムナイ沢

およそ130年前の海鮮問屋を改装して建てられた島の駅。カフェスペースでは利尻コーヒーや昆布チップスが楽しめ、海藻を使った体験スペースや押し花のギャラリーなどが併設されています。
利尻島の駅 「海藻の里・利尻」

島内最大の湿原ながらオタトマリ沼を擁する沼浦湿原に比べて人通りは静か。しかし湿性植物と高山植物が咲き誇る珍しい環境は日本でもここだけとあって、愛好家からは絶好の散策コースとして知られています。初夏のエゾイソツツジ、ツルコケモモ、夏季のサワギキョウ、タチギボウシ。周囲0.9kmの遊歩道も、散歩するのにはちょうどいい距離なのでおススメです。
南浜湿原

利尻でしか飲めない手作りの乳酸飲料ミルピスは、この地で40年以上作り続けられています。プレーンなミルピスのほか、ヤマブドウ、ハマナスなどのジュースはなんと15種を超えるラインナップ。あっさりした味わいと昔懐かしい牛乳ビンに心が満たされます。
ミルピス商店

ミシュランガイド北海道ビブグルマンに2度も選ばれた実力派でありながら、地元の人にも愛される気取らないお店です。ふんだんに利尻昆布を使った和風だしと豚骨・鶏ガラスープをブレンドした深みのあるスープが特徴の「焼き醤油らーめん」は、並んででも食べたい味です。
らーめん味楽

島でいちばん大きい湖沼であるオタトマリ沼の畔にあり、常に観光客で賑わう老舗。利尻昆布や昆布加工品などの特産品をはじめ各種の土産物が手に入るほか、名物の「万年雪ソフト」「ハスカップサンデー」「ホタテのバター焼き」などをその場で味わえます。
利尻亀一(オタトマリ店)

一見すると若者向けのお洒落なカフェ。しかしフードコーディネーターの肩書も持つ若きオーナーの独創的なメニューは、あらゆる世代の舌を唸らせるに違いありません。話題の「鯖の味噌ラーメン」はコク・甘み・香ばしさが調和した驚きの完成度。新メニューも随時登場予定で、島の新しい味覚発信地としてこれから目が離せません。
Tsuki Café

オタトマリ沼のほとりで利尻富士を眺めながら小休止するのにおススメの場所。ホタテやつぶ貝を網焼きし、濃厚な磯の香りを漂わせる暖簾がレストハウスを活気で満たします。砂出し不要のホタテは、洗わずそのまま刺身で食べても美味。ウニ漁解禁の夏季は是非ともウニ三昧を。濃厚な甘みのバフンウニ、淡白で上品なムラサキウニはいずれも絶品です。
わかさんの店(つぶ貝)

利尻島産昆布をはじめ、国産にこだわった素材を使った「おだし」にこだわる店。食塩や化学調味料を一切使わない完全無添加の商品は「いちのおだし」「にのおだし」「さんのおだし」が用意されています。それぞれ原材料のブレンドを変えることでお料理に合わせた味に仕上がります。
おだしのりせん

映画『北のカナリアたち』のロケ地に建てられた小学校分校のセットがそのまま一般公開されています。古きよき時代の木造小学校の風情もいいですが、実はここからの利尻島の眺めがなかなかの絶景。休憩所に立ち寄ってオリジナルコーヒーで一息ついてみてはいかがですか。
北のカナリアパーク

礼文島最北端の岬。正面にはトド島と呼ばれる無人島が間近に見え、よく晴れた日には遠くサハリンを望めることも。吹き付ける強い風と深く碧い海が、えもいわれぬ旅愁を誘います。最果て感を満喫した後は売店に立ち寄って礼文土産を探すもよし、昆布ソフトを味わうもよいでしょう。
スコトン岬

海沿いにそそり立つ標高約180m の岬。江戸屋山道からトレッキングルートで登れるが、慣れない足にはこれがなかなかキツいです。途中、足元の可憐な花々やスコトン岬までの眺めで気を紛らわせながらマイペースで進むといいです。登りきった先にご褒美が待っています。
ゴロタ岬

島の南部、元地集落付近にある高さ約50mもの巨岩で、お地蔵様が手を合わせているように見えるため「地蔵岩」という名が着きました。近くに「メノウ浜」という砂浜があり、ここではその名の通り本気で探せばメノウの原石が見つかるので、宝探しを楽しんでみてはいかがでしょうか。
地蔵岩

「花の浮島」とも「フラワーアイランド」とも称される礼文島。なかでも島の固有種レブンアツモリソウはシーズン中(5月下旬〜6月中旬)に必ず見ておきたい希少植物。群生地を散策するとハクサンチドリやクルマバツクバネソウなども咲き誇り、まさに百花繚乱の趣きです。生物多様性を保護する常駐おじさんの庶民派ナビゲートも大好評です。
レブンアツモリソウ群生地

その名の通り、澄んだ海の色が美しい入江を望む岬で、車で近くまで入れることもあり島の西海岸でも人気の高い観光スポットとなっています。映画『北のカナリアたち』のロケ地のひとつでもあり、岬をめぐるトレッキングコースのチェックポイントです。
澄海岬

島の西海岸の南端近く、海の中で大きな猫が背中を丸めて座り、遠く水平線を眺めているような形をした巨岩。「桃台猫台」という風変わりな名前の展望台から望める奇岩のひとつで、この展望台からは桃の形をした巨大な「桃岩」も見ることができます。
猫岩

礼文島は北端が二つに割れたような形をしていて、その東側に突き出ているのが金田ノ岬。観光バスも訪れない静かな場所だが、ここは知る人ぞ知るアザラシの出没スポット。じっと動かないアザラシは岩に見えてしまうことも。目を凝らして探してみましょう。
金田ノ岬

海の向こうに利尻富士を望む露天風呂のある温泉。なめらかで軽い肌あたりのお湯は無色透明のナトリウム塩化物・硫酸塩泉。湯ざめしにくく、疲労回復に効果があるとされています。フェリーターミナルから徒歩すぐ、手ぶらでいけるのも嬉しいですね。
礼文島温泉 うすゆきの湯

礼文島に7つあるトレッキングコースの中で、最も北にある岬めぐりコースの中盤。山道という名前がついているが舗装道路のため車や観光バスが行き交う要所となっています。周辺はハクサンチドリ、エゾイヌナズナなど季節ごとの花が咲きそろいます。
江戸屋山道

礼文の語源がアイヌ語の「レプン(沖)」にあるように、礼文島が最北限の離島であることを再認識する資料館。国指定重要文化財である縄文時代後期の船泊遺跡は、マッコウクジラの歯牙で作った人形や熊の像など、オホーツク文化の奥深さを垣間見せる。香深港フェリーターミナルを出てすぐにあるので気軽に立ち寄れます。
礼文町郷土資料館

切り立つ断崖にそびえる奇岩奇石。文明社会と隔絶したロケーションのなか、青少年少女に安全かつ安価な宿を提供する「ユースホステル」。その伝統を継承する桃岩荘は「ヘルパー」と称する若いスタッフが、歌と踊りと寸劇を通じて利用者たちと濃密なコミュニティを築き上げることで有名です。
桃岩荘ユースホステル

島の暮らしを体験し、島民と交流を深め、やがては島に根を下ろす。そんな礼文島回帰のサイクルを生み出すべく昨年オープンした全国でも類を見ない宿泊施設。格安の宿泊料金もさることながら、魚の網外しや昆布干しなどの就労活動は、観光では得られない貴重な体験となるはず。往年のニシン番屋を再現した宿舎も素晴らしいです。
ふるさと応援・体験道場 礼文番屋

必要最小限の設備にウッドデッキが10台程。連泊のソロキャンパーなど旅慣れした利用者が中心の場所ながら、礼文島には珍しい森林に覆われた空間が独特の静けさを生んでいます。芝一面に咲き誇るヒナギクを眺め、木々の奥から聞こえるクマゲラやコマドリの鳴き声を聞き、ただ何もせずボーッとして過ごすのもいいですね。
緑ヶ丘キャンプ場

標高は490mと決して高い山ではないが、わずか90分のうちに森林から草原、ハイマツ帯、そしてガレ場と目まぐるしく変化するコースは、まるで高山帯を登っているような雰囲気を味わえます。山頂からの壮大なパノラマは、北にスコトン岬やゴロタ岬、久種湖、南に海に浮かぶ利尻富士を望むことができます。
礼文岳

礼文島の名産であるうにを自分で剥いて食べられるうにむき体験。スタッフの指導のもとで一個ずつ自分で剥いて食べる経験はほかでは味わえません。最高級の新鮮なうにを好きなだけ食べられるのも魅力です。
うにむき体験ツアー

海の幸やホルモンなどの炭火焼メニューのほか、カレーやラーメンなどの食事メニューも幅広くそろう、地元の人にも愛される居酒屋。一番人気の「ホッケのちゃんちゃん焼き」は生ホッケにネギ味噌を乗せてじっくり焼く絶品です。ぜひお試しください。
炉ばたちどり

香深港フェリーターミナルの2階という好立地にふさわしい広々とした大食堂は、寿司や夏季限定のエゾバフン生ウニ丼はもちろん、磯っ子ラーメンやホッケ蒲焼丼など魚介ベースの創作メニューが人気。なかでも一日限定5食のスープカレーは幻の一品。香深港に降りたらまずは2階でチェックしてみてはどうでしょう。
武ちゃん寿し(スープカレー)

地元漁師に焼きたてのパンを。そんな思いから昔ながらの和洋菓子店を一念発起してマイナーチェンジ。今では島でただ一軒のパン専門店として、地元の人々からはもちろん、遠方の客のちょっとしたおやつとしても重宝されています。一番人気は定番のメロンパン。近頃よく売れるのは「なぜかピーナッツ・コロネ」だそうです。
プラージュ ド ラパン

礼文島の最北に突き出たふたつの岬。その東側の金田ノ岬にぽつんとたたずむ、その名もアイヌ語で「アトイ(海)」なる食堂は、水揚げしたばかりの魚介を提供する地元漁業組合の直営店です。その驚きの鮮度は食べるのに夢中で絶景のパノラマを忘れるほどです。隣の岩場でアザラシの群れがのんびり寝そべる珍景は見逃さないように!
海鮮処あとい(舟盛り定食)

愛嬌たっぷりの巨体が憎めない海獣トド。しかし漁業者にとっては大切な魚介を食い荒らす厄介な害獣でもあります。そんなジレンマを克服すべく(?)澄海岬の売店ではトド串を食べて観光客の「トド・デビュー」を提案しています。脂身カットの赤身を焼いたその味は、ビールとの相性は良好で一味をふって食べるのも良いです。
澄海岬観光売店(とど串)

礼文島屈指の景勝地である澄海岬で「浜の味」の赤暖簾を掲げる売店。ここのオリジナル「たこざんぎ」もまたお隣の「トド串」に負けず劣らずユニークな味わいです。新鮮な生のタコをざんぎ(唐揚げ)して串刺ししたその味は、よくあるタコフライとはひと味もふた味も異なり、お菓子のように柔らか。隠し味のカレー粉も利いています。
澄海岬観光売店(たこざんぎ)

香深フェリーターミナル内「武ちゃん寿司」の姉妹店。ツアー観光客でごった返す前者と違い、こちらは地元の人が仕事終わりにくつろぐディープスポットです。とはいえ、にこやかな接客と幅広いメニューの確かな味は一見さんでも問題なしです。ペインティングユニット「グラビティフリー」の巨大壁画に、ほのかなロックの香りも漂います。
居酒屋 煙

フェリーターミナルから歩いても行ける香深港の目の前にある食事処。一品ものの炭火焼やお寿司や定食がおススメです。また新鮮な海産物を使った丼や、季節限定のウニ丼も絶品です。
海鮮処かふか